デンマークでCOP 15 に参加!
1月にデンマークの首都コペンハーゲンで開幕した「第15回国連気候変動枠組条約締約国会議」に、海南オフィスのスタッフ 向井まりが参加しました。
条約締結の国際会議が行われている横で、各国のメディアや環境団体と交流し、少しでも多くの方に映画を知ってもらい、刻一刻とせまる気候変動の現場をアピールしてきました。中には「私の国で上映して!」と頼み込んでくる熱心な環境アクティビストたちもいて、環境ドキュメンタリー映画への関心の高さを感じさせました。
今回のご縁を機に、少しでも多くの世界の方々にこの映画を届けたいという思いを新たにしました。
また、参加をサポートしてくれたTuvalu overview代表の高橋さん、有り難うございました。

プサン国際映画祭でワールドプレミア上映!
2009年10月11日 釜山国際映画祭のドキュメンタリーコンペ部門でワールドプレミア上映をしました。
はじめてきたプサン映画祭は、アジアを代表する映画祭。美しい海岸線が広がるのどかな町並みは映画祭一色でした。
上映が日曜日の午前中ということで心配していたいのですが、前日にチケットは完売と聞き、ちょっとほっとしながら当日を迎えました。
3年間の制作の間、関係者以外の方に見せるのははじめてだったのでめずらしくかなり緊張!映画館の大画面で
上映が始まった時は、自分で作ったにもかかわらず、美しい映像だなあと見入ってしまいました。
上映後のあいさつでは、柄にもなくちょっと涙ぐんでしまい、自分自身でもこの3年間がいかに大変だったか
いろいろ思いを巡らしながら初上映を終えました。
プサンの観客の方はとても質が高いので、あいさつの後のQ&Aセッションでは、ドキュメンタリーそのものに対する質問や批評、気候変動に関する質問が出ました。
エグゼクティブプロデューサーの是枝さんも会場に駆けつけて、作品に関するコメントを語ってくれました。
プサン国際映画祭のアジア映画基金の賞を受賞!
初上映の日の夜に、もうひとつ嬉しい出来事がありました。
プサン国際映画祭の関連団体の中に、アジア映画基金という
映画制作に資金提供をしている組織があります。
今回、映画祭に選出されている作品の中から3本(1本は韓国映画、あと2本はアジアの映画)が選ばれて、
韓国国内での配給のサポートを頂ける賞がありまして、私の作品が選らばれました!!!
初上映の夜に出席した授賞式は、かなりきっちりしたホテルで行われ、世界各国の映画関係者や地元財界の方がたくさん出席していました。
こういうとき、感じるのは映画の地位の高さです。日本は、商業ベースの映画以外は評価されにくい環境にありますが、普通の劇映画もドキュメンタリーも、商業映画もインディーズも垣根ねく、いいものを評価し、サポートする環境が他に国にはあるなあとしみじみ思いました。

韓国での公開が決定!
アジア映画基金の受賞が決定したことで、自動的に韓国国内での配給が決定しました。
韓国のJINJINピクチャーズと現地で契約を結び、2年以内に韓国での公開が確定しました。
前作が中国のテレビ局に購入してもらったことがありましたが、海外でのきちんとした公開はこれが初めてです。
プサン国際映画祭 ドキュメンタリーコンペ部門正式出品決定!
10月11日(日)、13日(火)ともに10時〜in Haeundae Megaboxにて
海南友子監督と是枝裕和EP来場予定(変更の可能性あり)
東京国際女性映画祭 正式出品!
10月18日(日)18時〜 東京都写真美術館ホールにて
詳細が決まりましたらアップします。

この作品は気候変動に揺れる三つの美しい島を見つめた作品です。
南太平洋のツバル、イタリアのベニス、アラスカのシシマレフ島。気候も文化も 異なる島でそれぞれに故郷を愛して生きる人々。撮影は、彼らの普通の“暮らし ”に焦点を当てて、3年がかりで行われました。絆を育む祭りや、長年受け継が れてきた伝統工芸、水辺のゆったりとした暮らし。そのどれもが、気候変動によ って失われゆくものです。
人々がもし、故郷の島を失うならば、長年育んできた固有の文化や歴史は“死” を迎えます。そのはざまで生きる姿は、私たちの未来を暗示しています。
あえてナレーションやBGMをそぎ落とした構成を選びました。波や風の音に耳 をすませ、子供たちの笑顔と旅する2時間余りの世界旅行。心を研ぎ澄まして内な る自分と向き合いながら見つめてほしいのです。本当に気候変動が起きた時、私 たちが一体何を失うのか?を。

監督・プロデューサー・編集: 海南 友子
エグゼクティブプロデューサー : 是枝 裕和
撮影 : 南 幸男
VE : 河合 正樹
整音 : 森 英司
クリエイティブアドバイザー : 向山 正利
HD :110分 英語(イタリア語ツバル語含む・日本語字幕付き)




