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海南 友子かな ともこ

1971年 東京都生まれ。日本女子大学在籍中に、是枝裕和のテレビドキュメンタリーに出演したことがきっかけで映像の世界へ。卒業後、NHKに入局。報道ディレクターとしてNHKスペシャルなどで環境問題の番組を制作。2000年に独立。

初監督作品は01年『マルディエム 彼女の人生に起きたこと』。インドネシアの戦争被害者を取材したこの作品は、山形国際ドキュメンタリー映画祭での特別上映を経て劇場公開。

04年の『にがい涙の大地から』で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞、台湾国際ドキュメンタリー映画祭正式出品。優れた女性作家や活動家に与えられる平塚らいてう賞も受賞。

07年 劇映画のシナリオ『川べりのふたり(仮)』がサンダンス映画祭でサンダンスNHK国際映像作家賞を受賞。

09年 気候変動に揺れる3つの島(ツバル、ベネチア、シシマレフ島)を描いた『ビューティフル アイランズ 〜気候変動 沈む島の記憶〜』 (プロデューサー:是枝裕和)が、プサン国際映画祭でアジア映画基金AND賞を受賞、日米でロードショー公開。

12年 画家いわさきちひろの知られざる人生を描いた『いわさきちひろ 〜27歳の旅立ち〜』(エグゼクティブプロデューサー:山田洋次)が全国ロードショー。

11年、東日本大震災後の福島第一原発4キロ地点まで赴き撮影。その直後に妊娠し、男児を出産。自身の出産と放射能をテーマにした『A Lullaby Under the Nuclear Sky』を釜山国際映画祭でワールドプレミア上映。邦題を『抱く[HUG]』(ハグ)とし、16年に関西ほかロードショー公開。

山田洋次監督と是枝裕和監督の姿を通して日本映画界の力を描く『Two Directors: A Flame in Silence』(15)は、釜山国際映画祭20周年記念作品として同映画祭にて上映される。是枝監督の作品づくりを追った短編『ア・ストーリー・オン・ザ・ショア〜是枝裕和 ある夏、海街で〜』(19)が国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」で公開。

20年、第77回ベネチア国際映画祭 Venice Prodution Bridgeに長編ドラマ作品『A Picture Book』が選ばれる。21年、SDGsをテーマにした『この世界のワンダーランド』を完成。22年からフルブライト奨学生として米国ニューヨークのコロンビア大学に留学。

10代の頃から旅行が大好きで、学生時代にはアジアから南米まで、のべ1年近く旅した。香港で水上ホームステイしたり、インドで井戸を掘ったり、NYで国連の会議に参加したり、ブラジルの環境都市をリポートしたり、バリ舞踊を習ったり。

大好きなアジアを旅する度に、どこかで『日本人と戦争』に出会い、よりよい未来のために過去を見据えることが大切だという意識を持つ。2001年の9/11以降は、全ての戦争に反対するという気持ちから様々なピースアクションにも参加。

環境問題はライフワークで、学生時代には植林などの活動や地球サミット(92年)のプロセスに参加。ごみゼロナビゲーションで知られるASEEDJAPANの立ち上げメンバーでもある。

趣味はスクーバダイビング。特技は日本舞踊(藤間流名取り)。
好きな場所は、京都、バリ島、沖縄。 心地よい風が吹き抜けるところ。
好きな作家 大江健三郎さん、ガルシア・マルケス。
影響を受けた人 父親、筑紫哲也さん、是枝裕和さん。