home
news
上映予定
ストーリー
作品解説
メッセージ
自主上映会
観客の声


海南友子からのメッセージ

この作品に関わっていた2000年から2001年にかけて、日本の『戦争責任』を取り巻く状況は、目まぐるしく変わっていきました。教科書問題や小泉首相の靖国参拝、そして、9・11。正義のための戦争をしても良いという雰囲気になりつつありますが、元『慰安婦』達を取材してもっとも強く感じたのは『戦争』自体を起こしてはいけないんだと言う、とても当たり前のことでした。

今だからこそ、改めて、ひとりでも多くの人に『戦争』を起こしてはいけないと言うメッセージを伝えたいと思います。よろしくお願いいたします。
海南 友子 (2001年10月)




監督プロフィール
海 南 友 子(かなともこ)

大学卒業後、NHKの報道ディレクターとして7年勤務。2000年に独立。

2001年インドネシアの元『慰安婦』を取材したドキュメンタリー映画『マルディエム彼女の人生に起きたこと』を監督。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2001で上映されたのを皮切りに 全国各地で上映会が相次ぎ、2003年には劇場公開でも公開された。
2004年には 新作『にがい涙の大地から』では、過去の戦争で遺棄された 化学兵器に苦しめられる人々の姿を追った。

10代の頃から旅行が大好きで、学生時代にはのべ1年近く各地を旅してまわった。
香港で水上ホームステイしたり、インドで井戸を掘ったり、国連の会議に参加したり、バリ舞踊を踊ったり。
中でも大好きなアジアを旅する度に、どこかで『日本人と戦争』に出会い、よりよい未来のためにも過去を見据えることがたいせつだという問題意識から戦後補償の問題に取り組んでいる。

また、2001年の9/11以降は、全ての戦争に反対するという気持ちから様々なピースアクションにも参加している。

■著 書

  『地球が危ない』(幻冬舎・共著)
  『未来創造としての戦後補償』(現代人文社・共著)

 
問い合わせ

(c) 2002 KanaTomoko All rights reserved.